腸の健康が脳によい影響をあたえる‥ヤクルト1000の謎。

ヤクルト

ヤクルト1000の人気はまだまだ続きそうですね。これだけ需要がある事は有り難い事ですが、せっかく事務所まで買いにきてくださった方々にお断りするのは大変心苦しいです‥

これが無いと生きていけない!とまでおっしゃる方や睡眠薬を飲んでも効かなかったのにヤクルト1000を飲んだら良く眠れたと!

大変ありがたいお言葉ですが・・

ヤクルト1000が睡眠の質を改善、とか一時的なストレスの緩和って・・ちょっと謎じゃないですか?ヤクルトってお腹に良いのはわかるけど・・って思いませんか?

腸は、脳にも影響を与えている!

緊張するとおなかが痛くなったり、環境が変わると便秘をしたりという経験はありませんか? 古くから、経験的に、脳の状態が腸に影響を及ぼすことは知られていました。
近年、それとは逆に、腸の状態の変化が、脳に影響を及ぼすことがわかってきました。頭とおなかで場所は離れていても、脳と腸は互いに影響を及ぼし合っていて、この関係を「脳腸相関」といいます。
さらに、脳腸相関には、腸内にすむ腸内細菌が大きな役割を果たしていることがわかり、「脳-腸-微生物相関」といわれるようになったのです。
そして、その脳-腸-微生物相関に、「シロタ株」が作用することが明らかになってきました。

脳-腸-微生物相関

「脳-腸-微生物相関」のイメージ。腸内にすむ微生物である腸内細菌が、脳と腸を結ぶさまざまなネットワークを介して、脳に影響を与えていることがわかった。

「シロタ株」で、ストレス緩和!

ヤクルト中央研究所は、外部の研究機関と共同で、腸に働きかける「シロタ株」の作用を確かめる、こんな研究を行いました。
大切な学術試験を控えた、大学医学部の4年生を2つのグループに分け、「シロタ株」を1000億個含む飲料と、プラセボ飲料(味や外見は同じで、シロタ株を含まないもの)を毎日1本、学術試験までの8週間飲んでもらいました。
その結果、「シロタ株」を含む飲料を飲んだグループでは、プラセボ飲料を飲んだグループと比べて、数値化したストレスの体感レベルが明らかに低くなり、さらに、ストレスが強まると分泌量が増す唾液中のコルチゾールという物質の濃度も、学術試験直前では、有意に低く抑えられていることがわかりました。

唾液中のコルチゾール濃度の変化

唾液中のコルチゾール濃度の変化。「シロタ株」を含む飲料を飲んだグループ(赤色)では、プラセボ飲料を飲んだグループ(灰色)と比べ、試験直前の唾液中のコルチゾール濃度が低く抑えられていることがわかる。

「シロタ株」で、睡眠の質向上!

また、睡眠中の脳波を測定したところ、熟眠という深い眠りの長さ(熟眠時間)が、「シロタ株」を含む飲料を飲んだグループでは、プラセボ飲料を飲んだグループに比べて、有意に良い状態に保たれていたのです。

脳波測定による熟眠時間の変化

脳波測定による熟眠時間の変化。「シロタ株」を含む飲料を飲んだグループ(赤色)では、プラセボ飲料を飲んだグループ(灰色)と比べ、飲用期間中、熟眠睡眠時間が良い状態に保たれていることがわかる。
* ノンレム睡眠を睡眠の深さによって3段階の分類したときの、最も深い眠りの段階(ステージ)のこと。

このように、腸を健康に保つことが脳あるいはココロに良い影響を与えろことがわかります。

腸の調子が悪くなると脳が円滑に働かなくなり、それが睡眠の質の低下につながることも考えられます。

一方で脳が円滑に活動しないと、腸の調子を悪くすることも考えられます。

腸と脳の悪循環を生まないためにも、腸の健康を保つことを意識しましょう!

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